Newスタッドレスで雪上走行2024
年が開けて2024年1月2日
試走で赤城山を選んだのですが、行程にほとんど雪はなく、ビジターセンターから小沼手前まで少し残っている程度。ですので、ちょっと感触を確かめただけにとどまりました。
次は1月5日
正月休みのピラタス蓼科スキー場へのルート上、白樺国際から先の道は、往路、復路共に雪道でした。特に往路はスズラン峠を越えてから日陰の露出した路面はテカテカのアイスバーンで、前走する軽自動車から車間を取りつつ、慎重に走行します。
アイスバーン、圧雪路共に0~60㎞/hの領域では全く問題ありません。
見通しの良い直線路で60㎞/h程度からフルブレーキしてもしっかりと止まりました。
BT5の特性なのか本タイヤとの組み合わせのためなのか、今まで乗って来たBS9、VM4、SH5あたりと比べても明らかにABS作動時のキックバックが小さく、ペダルからの反力がないように感じられました。ABSが作動しているタイヤ音は変わりません。
また、それを差し引いてもBS9よりABSが効き始める減速Gが大きくなったように思います。例えば、この速度域ならこの辺でABSが効き始める、という体感よりロックが始まる時間が遅く感じます。減速Gが小さい時はタイヤの性能に合わせているのかもしれません。
ドライ路面におけるノーマルタイヤのABS作動時には大きな差は感じられなかったのですが。そう何度もトライを行ったわけではありませんが、この感覚は体に覚えさせておくことが必要で、毎冬、雪道走行の初めには行っております。
まぁ、あくまでも対向車の無い見通しの良い直線路での話だけなので、これを知ったうえで急制動、急ハンドルを行わない車間距離で走る事は言うまでもありません。
スタッドレスは雪面やアイスバーンでの駆動/減速/操舵力を確実に路面に伝えタイヤグリップ力を向上させる機能があり、ABSとの組み合わせで減速時の安全をさらに向上させる機能を持っています。よくABSは制動距離が小さくなると思われがちですが、条件により万能ではありません。
新車の国産車では軽自動車も含めて見かけなくなったABS装着なしの場合と比べると、
1)ブレーキロック時のスリップを抑制し、確実に制動を行う。この意味では路面μが低下する雨天、積雪、凍結路面等ではロック時制動距離よりも確実に短く止まれる。まぁ、新雪路や砂利道等、ロックさせた方が止めやすい路面状況もありますが。
2)上記のスリップ制御により車両が停止する最後まで操舵が効く。
カーブの途中でABS無しでブレーキロックするとそのまま直進してガードレールにキスをする♡という事です。
速度ゼロまで確実に操舵できることが危険回避には有効です。
まぁ、頻繁に雪道を走行される方には釈迦に説法だとはおもいますが、安全運転でドライブしましょう~~。
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