ワタシのパソコン事始め~ハードウェア編
先月の夏季休暇で、ちょっと断捨離しました。
対象は、昔使っていた98Noteシリーズ。マイPC第一号です!
白黒モニターの普及機、NECのPC-9801NS/Aです。1994年発売で、私が購入したのも、その年ですので、四半世紀前の製品です。本体です。液晶がビネガーシンドロームでお亡くなりになっておりました。中央ちょい右の縦筋と左の丸い変色がおわかりいただけますでしょうか?バックライトは活きており、表示もかすかに読めます。電源は一瞬入るのですが、十数秒後には消えてしまいます。バッテリーがお亡くなりになっているのだと思います。グレーのキーボードも変色しています。
裏面にはスペックいっぱいまで積んだNEC純正の16MBのRAMと、コプロのところはメルコ製のi486DX4-75MHzのCPU(ODP=Over Drive Processor
などと呼ばれていました)が刺さっています。オリジナルで実装されているi486SXはコプロがないのでDX2-66MHzからDX4-100MHz(共にバスクロック33MHzのIO-Data製)まで手を伸ばしたのですが、後者は熱暴走がひどく、結局バスクロック25MHz×3倍駆動の本製品に落ち着きました。
裏ブタは写っておりませんがDX4-100MHzに付属していた、穴だらけのカバーです。HDDは純正の340MBより多いLogitec社の520MBをチョイス。今回廃棄のためにばらしてみたら、東芝製のドライブでした。この後、以前紹介したタミヤのドリルで物理的に破壊して不燃ゴミです。当時のHDDは東芝と富士通の信頼性が高いと有名でした。
Win95の時代になると、IO-Data製のCDマルチメディアボックス(CDドライブ、ビデオカード、サウンドブラスター16がワンボックスに収められた製品)を購入し、NS/Aの拡張バスに繋ぎ、三菱電機製の15インチCRTに出力してカラー運用しておりました。800×600の画面に6万5千色のカラー写真が表示された時は感動しました~。
PCMCIA規格のSCSIIカードは外付けHDDやスキャナーを接続して利用、モデムはRS-232C接続の中古2400bpsから始まって9600→最終的には写真のPCMCIA接続の14400bpsまで上がりました。そのあとはISDNにはゆかず、次のノートPCで28800まで行きADSLに移行しました。
本体後方のバッテリーや右手前のACアダプターの樹脂変色もひどいですねぇ…。
本システムでMS-DOS 5.0A、Win3.1、Win95まで運用しました。初期投資で当時のボーナス1回以上分吹っ飛んで、その後も人柱的に色々試しました。次回はこの当時のソフトウェアたちに思いを馳せてみますぅ~~。
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