ウタノチカラ

お気に入りのJ-POPを中心に歌のお話など

2022年4月22日 (金)

デカルチャー・ミクスチャー

はい、全国ン万人*のマクロスシリーズファンの皆さん、こんにちは
*横アリや幕張メッセのキャパより推計
 
本日は先日リリースされた「デカルチャー・ミクスチャー」のCDレビューを、オタクエンジン全開でお届けします!
 
Decmix_01ワタシはフロンティア盤を購入。

言うなればこれは、シェリル&ランカの曲をワルキューレが、逆にワルキューレの曲をシェリル&ランカがカバーする企画アルバムです。まずは前半の曲から~
 
01. 僕らの戦場 / シェリル・ノーム & ランカ・リー
 
1曲目からこれかい!←ワタシの大好きな曲です。
Decmix_03ワルキューレLIVE 初回封入ブックレット(娘のコレクションより借用)
 
これは、ワルキューレライヴ2018初日のシークレットゲストでシェリルノーム staring May'nさんがワルキューレとのコラボで歌われていました。美雲&フレイアよりも少し大人びいたシャウトによる曲調です。

02. ライオン / ワルキューレ
 
美雲(JUNNAさん)の太い声が、良くも悪くも個性的です。役としての技巧的な演技が出来ない訳ではなく、自分の歌唱スタイルを矜持として押し出す姿勢が彼女の良さかも。フレイアとのハーモニーもバッチリ決まっています。
 
03. いけないボーダーライン / シェリル・ノーム & ランカ・リー
 
これはもう、ワルキューレとは違ったノリで、コモリタさんの曲がビンビン入ってきます。ご本人は80年代の明菜のイメージで作曲したとおっしゃっていましたが、このバージョンを聴いても、やはり三原順子さんの曲を意識したとしかワタシには思えません。
 
04. ノーザンクロス / ワルキューレ
 
美雲&フレイアのシャウトとバックのコーラスが奏でるハーモニーが好きです。2番の歌詞ではカナメの後にマキナ、レイナの旋律が続き、こちらもグッと来ます。
 
05. GIRAFFE BLUES / シェリル・ノーム
 
そして、劇場版「サヨナラノツバサ」にてノーザンクロスをシャウトで歌いきるMay'nさんが奏でるこの曲は、美雲/フレイアやカナメsoloとは、また違ったせつなさが込み上げてきます。
 
好きな記事しか読んでいませんが、何年か前に娘から誕プレでいただいた書籍。↓左
Decmix_04読み聞かせてあげようか?と冗談で言ったら丁重に断られました。
ちなみに右は、バンダイ(旧今井)1/72 スーパー改ストライクバルキリーです。
アリイのパーツを使って劇場版仕様に改造してあります。
 
コロナ禍であり参加しませんでしたが、早速、4/9,10に行われたワルキューレLIVEのセットリストが公開されていますねぇ~ 
  
06. 放課後オーバーフロウ / ワルキューレ
 
曲そのものに元気がありますが、フレイア as 鈴木みのり(みのりんご)さんの元気と相まって、更に元気が出ますぅ~
 
07. 不確定性☆COSMIC MOVEMENT / ランカ・リー
 
これもワルキューレライヴ2018のシークレットゲスト登場時の愛さんとワルキューレとの共演で、とても盛り上がったことを思い出します。ワタシはアレンジを含め、この曲がどうしても「ももクロZ」の持ち歌風に聴こえて仕方ありませんが、もしかして狙っていたのかも?
 
08. ユニバーサル・バニー / ワルキューレ
  
黒うさぎ/白うさぎを美雲/フレイアが歌い分け、ハーモーニーで他の3人が支えるという編曲が新鮮、それでもってこちらも2番の黒/白をカナメ/レイナ・マキナに入れ替わります。
 
09. 破滅の純情 / シェリル・ノーム & ランカ・リー
 
シェリル/ランカのヴォーカルは美雲/フレイアのソロとは違った破壊力があります。
 
10. サヨナラノツバサ~ the end of triangle / ワルキューレ
 
スピーディなデュオの曲を5人のパートに振り分けてうまくまとめています。
 
そして、
 
11. 愛・おぼえていますか(40th Anniversary DeCulture Edition) /シェリル・ランカ・ワルキューレ
 
これはもう、お約束の楽曲です。ランカのソロ、ランカ/シェリルのデュオ、ワルキューレ、その他のマクロスシリーズのヴォーカルによるカバー等、歌い継がれる伝説の名曲です。
 
11を除いた全編、オケの音源はオリジナルでしたが、低音のブーストや楽器の音量バランス等、ミックスダウンのアレンジは加えられており、違った印象を受けました。当初は、フレイアがランカの物まねにならないか、声色の違うシェリルと美雲のパフォーマーの差が楽曲に影響しないか、心配で仕方ありませんでした。iPhoneのイヤホンにて最初にPCで聞いたときは嫌な予感が的中した感じでしたが、クルマの中で繰り返し聞いているうちに杞憂であることを認識しました。
特に今回はJUNNAさんのブレない歌いっぷりや休業を経て一皮むけた中島愛さんの歌唱に改めて感銘を受けました。
 
Decmix_02ブドーカンコンサートBDは娘より借用
VF-25はフロンティア放送当時に組み立てたバンダイ1/100キット当時もの
 
★初回限定フロンティア盤は、フロンティア盤とデルタ盤で収録曲が異なり、F盤は以下、
 
「爛々スペシャルボーナスメドレー(Δ得盛り)」
メドレー楽曲:一度だけの恋なら〜ワルキューレがとまらない〜Walkure Attack!〜
ワルキューレは裏切らない〜LOVE! THUNDER GLOW〜God Bless You〜
ワルキューレはあきらめない〜ワルキューレがとまらない〜ルンがピカッと光ったら
 
↑Mai'n&愛さんを聴きたかったのでF盤を購入しましたが、どの曲もフルコーラスで聴きたかったです!
 
Decmix_05時空を超えた歌姫たちに、Fire Bomberのカバーもお願いしたいのはワタシだけでしょうか??

2022年3月22日 (火)

雪ひとひらに

四国南部からゆっくり北上の前線を伴った南岸低気圧と、千葉洋上に居座る低気圧、
そこへ上空の寒気が吹き込んで関東地方はみぞれ混じりの雪。
 
昼休みに覗いていた窓外、まだしばらくやみそうにありません。
 
「なごり雪だなぁ」
 
そんな景色を見ていてまず、この曲が浮かびました。
かぐや姫時代の正やん(伊勢正三氏)による作詞、作曲、そしてイルカがカバーした名曲。
 
でも、そのあとすぐに出てきたフレーズはイルカの妹分、
沢田聖子さんが歌った「雪ひとひらに」でした。

Snow22_02s_kai

失恋の切なさ、男心がひしひしと伝わってくる名曲です。
アルバム「ターニング・ポイント」に収録されています。
 
Net上で歌詞を探したのですが、ヒットしませんでした。
後年知ったのですが、作詞の中里綴さんが女性だったとは。
 
 
かつて痛手の大きい失恋経験のある男性は、ぜひ。
 


Snow22_03s_kai

逆に女性目線としては今回のタイトルからは離れてしまいますが、
 
ワタシが敬愛してやまないアーティスト、辛島美登里さんによる
「裸足のエリーゼ」、「東横線」、「地図」なども。
 
「サイレント・イブ」じゃないトコロがマニアックでしょ?
聴いてしまうと、塞がったはずの傷口がせつなく疼いてしまう方もいらっしゃるかも知れません。
 
  
本日はそんなことを思い浮かべていた昼下がりでした~~

2022年1月22日 (土)

さらばシベリア鉄道~最近お気に入りの曲

最近、大瀧詠一さんがマイブームです。
 
その中でも、太田裕美さんに提供したり、本人がカバーした
「さらばシベリア鉄道」を今回は推します。
 
白く冷たい氷原、その窓辺に映る女性の横顔(心模様)がレールの響きとも思えるビートに、先へ先へと次の景色をいざないます。 
遠い北国から手紙を受け取った僕、相手や自分自身の気持ちの揺らぎのタイミングで現れる3連符からサビへと向かう流れ…歌詞と曲が見事にマッチしていると思います。 
そしてエレキベースの間奏後の転調。劇的で、更にレールの鼓動が早くなります。
 
彼女の切なさと僕の後悔がマックスとなり、やがてフェードアウトで遠ざかる列車…

Songs2022_02大瀧さんバージョンは昭和世代には著名のアルバムに収録

この曲は多数の方がカバーされていますが、やはりオリジナルの大瀧詠一氏と、太田裕美さんに提供された歌唱が甲乙つけがたい魅力を持っています。ほぼ同じ時期のリリースだったと思いますが、裕美さんの方が先だったでしょうか?
 
大瀧版はキーがワタシとあっているのでとても歌いやすく、カラオケでよく入れました。
 
Songs2022_03裕美さんのシングルベスト盤、1枚目のラスト2曲目に収録
 
太田裕美版は後半のサビがシャウトに近く、彼女の力強い歌いっぷりにあっていると思いました。
 
彼女が20代でリアルにヒットしてる頃、ワタシは子供で、かなり年上に加え、舌足らずの言い回し+メルヘン調なアレンジが好きになれませんでした。しかし自分自身が30を超えたあたりから彼女の曲の世界にグッとくるものがありました。その歌声は強弱のダイナミックレンジも広く、いかに聴かず嫌いだったかを認識しました。
 
「木綿のハンカチーフ」もヒット曲であり秀逸ですが、それはまた別の機会に。
 
裕美さんの歌に「僕」を主人公にした歌詞が多いのは、やはり作詞家の松本隆氏のコンセプトだからでしょうか?
本曲も「僕」と相手「君」の関係を裕美さんの個性でうまく歌い分けていると思います。
 

Songs2022_01松本氏と大瀧氏は、はっぴいえんど時代からの盟友ですね
  
この冬、長く暗い北の大地に思いを馳せながら、この曲に耳を傾けております…

2021年12月 5日 (日)

今も変わらぬ、あの笑顔で歌唱~

最近、この記事を読んでから、この歌声を聞聴いてから、どうしても聴きたくなり、アルバムを買っちゃいました。
 
今年一年を振り返って、最もウレシイ出来事でした。
 
それは、岡村孝子さんの35周年記念アルバム、T's BEST Season2です。
Takako-san_03大病を患い、それを乗り越えてリリースした曲「女神の微笑み」のPVがお目当てです。
  
もう、この中のDVD歌唱やインタビュー映像を観たら、笑顔が80年代と変わらず、涙が止まらなくなってしまいました。
体調も万全ではないでしょうに、高音の伸びやブレスの位置もおぼつかず、でも足取りもしっかりと前を見据えて笑顔で歌う姿には年輪を重ね、苦難を越えてきた美しさがにじみ出ております。
 
振り返ると、あみんの「待つわ」は衝撃でした。当時ワタシは大学1年生。
 
かなり尖った歌いっぷり。
でも音程は正確でハモリもバッチリ。
セイコちゃんやアキナとは違った、ウチの(大学の)キャンパスのベンチでもハモっていそうな等身大のキャラキター。
お二方とも歌唱・ルックスもGoodなうえにリードボーカルの孝子さんによる作詞作曲。
 
天は何物も彼女らに与えたのじゃ?と思ったほどです。
 
入部したグリークラブではヒット早々、部室で先輩たちが3度下を歌ってハモっており、ワタシもそれによく加わりました。
Takako-san_06デビューアルバム「p.s.あなたへ」も友人に録ってもらい、よく聴きました。しかしその後1年程度で解散したとのうわさを聞き、新曲を聴くことは無くなりました。iPhome画面は後年レンタルCDから落としたベスト盤です。
 
再び孝子さんの曲を耳にしたのはワタシが就職した後、クルマのコマーシャルに起用された「はぐれそうな天使」でした。あみんの時より角が取れマイルドで優しい歌いっぷりが来生姉弟の楽曲と相まってお気に入りとなりました。
その当時に買ったのが、ベスト曲集の「After Tone」。
Takako-san_01当時ロングセラーも下火になった頃のレンタル落ち品ですが(汗
 
この中では前述の曲をはじめ、夏の日の午後、電車、ピエロ、夢をあきらめないで、風は海から、等がお気に入りです。ブレイクしてポピュラーとなったのでアルバム類はレンタルCDからカセットに落としてよく聞いていました。
 
次に購入したのは「After Tone II」
Takako-san_02こちらはレンタル待ちを我慢できず、新譜で予約購入しましたっ!
 
この頃の孝子さんのコスチュームは色鮮やかな衣装だったり、ドレスだったり「お姫さまチック」の様ないでたちが多かったように思えます。しかしコンサート映像などを見ると、高飛車に思える歌詞とは打って変わって、どこまでも低い姿勢、「ありがとうございます」の連発に、凛としているというよりは、キリッとしているような印象を受けます。本当は自分には厳しく周囲には謙虚な方なんだよなぁ、と思うこともしばしばありました。
 
それから結婚をされ、家族もでき、シングルマザーとなったその後の2007年、まさかのあみん復活です!

Takako-san_04復活のアルバム「In the prime」」、もちろん新譜予約購入です。
 
たしかNHK BSで復活コンサートだか、ソロコンサートのアンコールで相方の加藤晴子さんの飛び入りシーンだか忘れてしまいましたが、「待つわ」のコーラスを見てうれしくなってしまいました。
子育てを一段落した加藤さんのタイミングで復活。
コンサートに行きたかったなぁ~
 
Takako-san_05
その後ワタシは、再びソロ活動中心となった新曲を聴くことが無くなってしまいましたが、病に伏せる直前レコーディングの「fierte」、克服した冒頭の「T's BEST Season2」を購入し現在に至ります。
「T's BEST Season1」の方は知っている曲が多かったので購入は見送りましたけれども。
 
 
これからもどうぞ、御身を大切にいたわりつつ、私たちにすてきな歌声を届けていただければと思います。
 
 
あなたの一ファン、Turbowより~
 

2021年5月 6日 (木)

日暮山~美しくも切ない曲+1

昨シーズンのスキー総括を行ったあと、来る次のシーズンに向けて行き先候補を物色中に見つけました。

上信越道を西へ進み碓井軽井沢ICの先に、群馬と長野の県境、八風山トンネル直前に「日暮山トンネル」があります。近年は八ヶ岳山麓のスキー場びいきなので、往路は必ずといってよいくらい通過しております。(帰路はコストと休憩の関係からR254下道)
 
ここを走るたびに、ワタシは稲垣潤一(J.I.)氏の曲「日暮山」を思い出します。
 
作詞は彼のデビュー初期担当の湯川れい子氏で、作曲は当時オフコースメンバーの松尾一彦氏、J.I.氏のデビューシングル「雨のリグレット」B面の曲です。
 
幼すぎるという理由で許されない恋人同士2人の結末と、その後の姿が美しく、切なく、すこしの可愛さも含んだ優しい調べて描かれています。
 
この曲が気になっていろいろと調べてみると、どうもワタシの知る日暮山ではない、別の地域の同名の山がモデルだということで、群馬の方は、「にっくらやま」と読むのでした(冒頭のトンネル入り口にもローマ字表記有り)~~ちゃんちゃん。

 
この曲は、彼のデビューアルバム「246:3AM」にもラスト曲として収録されております。
 
その、デビューアルバムのタイトル曲、246:3AMも両氏の提供によるもの(2ndシングル)で、若すぎる日の追憶が久しぶりに出会った彼女の姿を見かけて一気に甦る、切ない曲となっています。
 

246_3amこのアルバムがヒットした当時、246号沿いの街のアパートに単身で住んでいました。しかも強い西日強いアパート…この曲を流しては個人的に失恋の感傷に浸っていたものです。もっとも曲の舞台は青山通りあたりのオシャレなお店で、県西部で片田舎の246号とは違うとは思いますが。
 
このデビューアルバムは2枚目の「Shylights」よりも夜のドライブ時における雰囲気がバッチリで、マイカーを入手してからは友人にこのアルバムに+最後に「ドラマティック・レイン」の順でカセットに落としてもらい、繰り返し擦り切れるまで聞いた記憶を思い出します。
 
 
p.s.あとASPEC SPECIALも良く聞きました~~。

2020年10月17日 (土)

歌の力とウタノチカラ

毎朝録って夕食時に見ている朝ドラ「エール」

先週のタイトルは、本ブログにおけるこのカテゴリーと同じ「歌の力」。
ウチのブログはカタカナ表記ですが、縁を感じたので今回のタイトルに採用しました。
 
昭和初期から実在し、明治、大正、昭和と活躍し平成最初の年に逝去された作曲家をモデルとした主人公(=演じるは「花子とアン」の朝市)の生きざまを伝えるドラマです。
  
戦前、人気の流行歌を輩出し、戦中は軍の要請に応える形で数々の軍歌を生み出し、こちらも多くの流行を生み、その曲に触発された若者が多数志願し、戦地に赴きます。という影を落とすまでが先週「歌の力」までのお話。
 
今週、「戦場の歌」は、自分の曲に感化されて送り出された若者達へ慰問として戦地に赴き、主人公が音楽へと進む道を決定づけてくれた恩師と再会します。指揮官として軍務を貫く恩師とのつかの間の演奏、そして彼の妻へと託された一通の手紙、帰国してその文を読んだ彼女は…というのが今週のお話。
 
私も学生時代は合唱団のメンバーであり就職してからもカラオケ等、歌うことは大好きで、J-POPを中心に聴くことも大好きです。ですので、歌からうれしさ、驚き、癒し、慰め、元気…数えきれない刺激をいただきました。でも、この2週は、結構重く、鼓舞、洗脳、悲壮等、ネガティブな気持ちに向かうシーンが多かったように思います。最終、金曜日の薬師丸さんのアカペラ(讃美歌)が、絶望と喪失の中で美しく響くのが、言いようもなく切なかったです。
 
次週からは戦後編、あの名曲にまつわるエピソードも見られると思うので、前向きになれるような歌にまつわる展開になってゆくことを期待します~

 

2020年7月25日 (土)

祝三十五周年!才色兼備でパワフルな歌声~(後編)

先日紹介した森川美穂さんもアイドル歌手としてデビューしてから、丸35年。

仕事で米国滞在中もBOSEのミニスピーカーで前編にて紹介したアルバムなどを聴いていました。30周年を越えて新たにリリースしたミニアルバムがこちら↓
Mm_09   「Life is Beautiful」バラードとラテンの曲が交互に来るような曲調で、アルバムタイトルにもなった最後の曲などは、本人作詞ではありませんが、自らの過去を歌い上げるような優しい曲になっていると思います。

~そんな2017年秋、1980~90年代当時の曲をセルフカバーしたアルバム「Be Free」をリリース。当時と変わらないパワフルで正確な歌声の中にも、フッと息を抜く大人の艶やかさが見え隠れする歌唱には、彼女が歩んできた年輪がそのまま現れているように感じました。クルマに例えると若い時はアクセル全開のパワーバンドでガンガンに攻めていたが、最近はそれだけでなく、アクセル抜いてクーリングしたり、相手の出方を見ながら駆け引きする賢さをマスターした走行とでも申しましょうか…。
 
Mm_05このアルバム「Be Free」の最後に新曲として収録されていた「ビニールの雨傘」。

夜の雨音のようにさびしく切ないバラードで、カバー曲たちと打って変わって、今の森川さん自身の表現が詰まっております。ワタシ達の年代ですと、当時の彼女を知らずとも、現在のアルバムのよさが分かるのではないでしょうか?もちろん知っていれば、それ以上の感慨があると思いますが。
 
「ウンウン、これが今の森川サウンドだよね!」と思えるような歌唱が楽しめます。

そのカバーもさることながら、2018年秋リリースされたアルバム、
 
Mm_06
「femele」

こちらはオリジナル曲を中心に、アレンジ違いの「ビニールの雨傘」も収録されておりますが、全編「Be Free」のコンセプトと同様なアコースティックサウンドによるボサノヴァ調のバラードが収録されております。

雨の深夜に愛車に乗り込み、下道をゆっくり流すようなドライブのBGMには、うってつけの1枚です~。

そして先日発売されたNewアルバムの「VERY BEST SONGS 35」↓
Mm_08デビュー曲の「教室」を始め25枚のシングルと、前編で紹介したアルバムの中からも人気の高い作品を中心に、合計35曲もの楽曲が収められており、過去のアルバムから収録されている曲たちもグッと来るものばかりです。

そして、ラストの新曲「涙のあとにあなたがいれば」、これもまたGoodです!

現在は一児のイケメンボーイの母として、また大芸大では教授として教鞭をとり、後進の指導に携わりつつ、教え子たちのインディーズ活動にもエールを送る彼女は、歌手として今後もクレバーでパワフルな中にも艶やかさを兼ね備えた音色で、私たちを魅入らせてくれることでしょう。

 

 

2020年7月19日 (日)

祝三十五周年!才色兼備でパワフルな歌声~(前編)

ワタシは森川美穂さんが好きです。

いや、歌声のパワフルさや、コメントから発する前向きさに勇気をもらっていたので感謝しています。←すみません、美登里さんの時と同じ書き出しで(汗
 
今年でデビュー35周年の彼女、それを記念してリリースされたベストアルバムは後編で記すとして、今回の前編はワタシが森川さんの曲との出会いから90年代までの彼女の曲を追いかけてみます。

-----
 
~突然ですが、退学します。
今から街を出るところです~♪

最初の出会いは、以前にもこちらに記した「教室」でした。

「就活」なんて略さなかった就職活動も山場を超えつつある1985年の夏、民放TVチャンネルの放映終了間際にこの曲(PV)が毎日流れていました。

Mm_01あどけない声、かわいい容姿なのに正確なリズムと音程、ハッキリした口調の歌いっぷり、しかも高校中退をテーマとした歌詞に、「ハッ」とさせられ、毎晩釘付けだった事を思い出します。

ワタシが住んでいた街にも、実家の街のレコード店にも彼女のデビューシングルは売っておらず、現在のようにネット通販環境が整っているでもなく、銀座の山野楽器まで出向いて購入したのも懐かしい思い出です。
 
Mm_02
~春の光に日差しを浴びて、恋を連れ去る幻を見たぁ~♪ 2枚組、Vap時代のシングルコレクション↑より。

就職して仕事が始まり、しばらく彼女の存在も忘れていた頃、「おんなになあれ」のスマッシュヒットで、別の側面をみせ、音楽性も大きく変わった彼女(の曲)に再び出会いました。それからはもうファンとなり、まだ小ホール規模でしたが、コンサートにも2回行きました。

Mm_03ブレイク後にリリースされたアルバムたち↑ 左からNude Voice、1/2 Contrast、Ow・witch…ワタシのクルマでキャンプやスキーに行くときは必ず流して友人たちに啓蒙しておりました~。

そして次のブレイクは、レコード会社を移籍し、あの庵野秀明監督のNHK長編アニメ「ふしぎの海のナディア」主題歌に選ばれた時です。彼女を起用するあたり、さすがガイナックス、わかってらっしゃる!と思いました。
この頃はバイクに夢中で、アニメ自体はほとんど観ておらず、収録アルバム↓だけは購入し続けていたのですが、以降は購入もしなくなってしまいました。
Mm_041990年リリース6thアルバム「Vocalization」半数以上が彼女の作詞です。

この頃になると、もうアイドルの面影は無く、実力派シンガー、またはヴォーカリストといっても差し支えないと思います。

今回は過去編をのべてみましたぁ~

次回は、現在の森川さんの最近の作品と彼女への想いをお届けします~

2020年6月 4日 (木)

解除した?のに、またしても…

ワタシも、ひとりカラオケで歌ってみたい昭和の香り漂うムード歌謡…
(個人的には自粛は解いていませんが。)
 
 
題名は、あえて記しません
 
 
歌詞の中身は、至ってまじめだと思いますが…
 
誰だ?「ユリコさんとデュエットしたい」なんてのたまっている輩は~!

 

2020年4月22日 (水)

響け!ワタシの部活経験~後編

前編からの続きで、今回も「響け!ユーフォニアム」シリーズに触発されて書き始めた、ワタシの部活体験記です。

〇イメージできている音に演奏が追い付かない。

これはもう、言葉の通りです。自分がイメージできないレベルならば苦しむことはありません。そのレベルで満足しちゃえば楽しいんです。でも、一度鳴ったハーモニーの快感を体感し、練習中にその片鱗が見えたとしても、くりかえす演奏で再現できなければビギナーズラックなだけなのです。アスリートの方々が「普段通りの実力を繰り返して本番でその通りに発揮できることが大切」とおっしゃることと同じです。普段通りできないことが本番でできるわけがありません。奇跡は当たり前の積み重ねの、その先に起こる(起こして見せる←by タカヤノリコ女史)ものなのです。

04歳がバレますが、高校時代の演奏会パンフと当日タイムスケジュール(コピー)の一部
この年、合唱祭の時点で男子部員は5人だったので、秋の演奏会に向けて部員確保に奔走することになりました。

ユーフォの劇中同様、高校2年に進級したときに顧問の異動があり、音楽性や運営方針がガラッと変わったことも経験しました。
 
 
〇組織の運営と個人技能向上の狭間
 
部長(高校2年次)や学生指揮者(大学3年次)なんぞをやっていると、自分が歌う練習時間がない(特にパート練)。部の運営サイドと個人のスキルアップの両立は課題でした。プライベートな時間を削って復習、予習で演奏力維持をカバーするしかありません。時には後輩のそれに付き合ってあげることもありますが、出席率の許す範囲で授業の自主休講もしばしばで大学時は履修単位も進級ギリギリ。落とした専門選択や教養科目は4年時にまとめて取得…親には申し訳なかったです。高校の時はユーフォの黄前ちゃんと同じで、朝練、居残り、休日なしは当たり前でした。大学では練習後は食事や飲みに行っちゃうので居残り練習がない分、昼練や休講、授業の空き時間で賄っていました。日曜は郊外でのイベントや他大学の演奏会への参加でした。また、クラブ運営に関して、高校時代は顧問に一任の項目(特にお金関係)も、大学時代は自分たちで議論して決め、運営してゆく必要がありました…。


〇誰かは、誰かの特別

これは、個人的には経験がなかったかな?

大学時代のメンバーでは、学内の女声合唱団のメンバーと結婚した方もおりました。既に銀婚式以上継続されている仲間もおります。まぁ、ワタシはそんな縁には恵まれませんでしたが。

話は変わりますが都内で飲み会をした夜、帰りに歩きながらハモったり、電車待ちのホームでハミングによる音が決まった時など、白い目で見られていることも何のその、そんなときは力が抜けてきれいな和音が出ているものなんですよねぇ~。また、定期演奏会後のロビーコールも、本番終了後の緊張が抜けてテンポも走ることなく歌い上げる…この時は後ろからOBたちも参加したりして、いがみ合ったことなど忘れて、みんなとの一体感がありました。

05

大勢いるメンバーの中でも自然と食事や飲みに行くグループは狭まれてゆきますが、異性、同性、問わず特別誰かのためにという気持ちはありませんでした。


〇響け!ユーフォニアム~

このタイトルの曲にまつわるエピソードは本編(特にTVシリーズ2期と劇場版2作目)をお楽しみください。短い曲ですが暖かくも懐かしく、そして切なさもこみあげてくる名曲です。
ワタシの場合は高校時代も大学時代も、愛唱曲集というものがそれぞれの合唱団に存在し、とりわけ日本でポピュラーな曲や文部省唱歌のコーラス版なんかを、入部と同時にまず覚えて、何かイベントがあるたびにOB・OGも含めて世代を超えて歌われ続けている曲がありました。大学時代は、常任指揮者の先生の友人が作曲した合唱曲の、男声版初演をさせていただいたことも良い思い出です。


〇うまくなりたい、うまくなりたい、悔しくて死にそう。

まぁ訪れるタイミングに個人差はあるにせよ、音楽に限らず何かをストイックに追求したことのある方なら、必ず湧き上がる瞬間があるものだと思います。


〇今、というこの瞬間~♪

TV第二期主題曲「サウンドスケープ」の冒頭です。全編グッとくる良い歌詞です。

ワタシが奏者(歌い手)として純粋に、一途に合唱技能を追い求めたのは大学2年目まででした。

学生指揮者の3年になると、全体のハーモニーの組み立て、おだて、叱り、諭しをミックスして集団をどうイメージした演奏に持ってゆけるか?が課題でした。高校時代は顧問の指揮者と圧倒的に差があるので、よい指導者に巡り合えれば、このアニメシリーズのように、実力はぐんぐん上がります。私の高校時代も部の方針は異なりましたが、良き指導者に恵まれて楽しく過ごせました。大学時代は指揮者、ボイストレーナーともに外部の指導者なので、運営自体には干渉しないため、予算管理も含めて自分たちで決めてゆかなければなりませんでした。

理系だったため4年次になるとほどんどクラブ活動に参加できなくなってしまいましたが、愛唱曲+αで構成された演奏会のステージだけは参加しました。時々練習に出ては経験者として後輩の相談に乗ったり、授業の空き時間には部室でパート練習やそこにいるメンバーで合唱などもやっていました←隣がジャズ研だったので、ベースやサックスがアドリブ(合いの手)なんか入れてくれちゃったのも楽しい思い出です~♪

TV第一期主題曲「Dream Solister」は、新しくスタートを切って進んでゆく勢いや合奏への真摯で熱い思いが、また、主人公2年時の劇場版主題曲「Blast!」は音楽や演奏への情熱に加え、友情や恋、の要素が入ってきます。←あ~カラオケで歌いてぇ~~!

本アニメシリーズを観ることで、自分の学生時代を一気に思い出して耽った昨今ですが、思い出は色褪せないものだなぁ、と思いました。

環境や要素が変わっても、優れた音を奏でたいという気持ちがあれば、どんな制約があったとしてもそれを乗り越えて、その時々の一瞬を精一杯演奏に捧げることができれば、その先に見えてくるものは、必ずあると思います…って、今期の朝ドラとも被ってしまいますが、それは、どの趣味にも共通する真理ではないでしょうか。

06「響け!ユーフォニアム」のアニメシリーズは、キャラデザだけを見てしまうと、一見、萌え系にも見えなくもありません(ワタシも最初は、そう思いましたし、企画として狙ってはいると思います)。しかし、ストーリーはどっこい骨太。ここまでお読みいただいて気になった方は、ぜひアニメや小説をご覧いただくことをオススメします~~っ!

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    結婚前の駆け込みでドタバタ購入。子供らのBirthday Express ~
  • レガシィ BF3
    All Newな新型車デビューと共に初めての新車購入!
  • レオーネ AJ5
    スキー開始と同時に購入した最初の4WD。パートタイム4駆の素晴らしさを実感
  • サンバー TW2
    ヴィヴィオの後継、家人用に運用していたファミリーカー
  • ヴィヴィオ KK3
    亡き父の愛車。譲り受けて3年間運用
  • その他スバル
    自分の愛車以外のスバルなネタを語ってゆきます。