レオーネ(AJ5)納車~海に山に大活躍~
1987年、納車後は海に、山にたくさん出かけた。バイクでもダートを走っていたことから、ダートも楽しむ。周りにダートラや林道ラリーを楽しむ仲間もいたことから、パジェロに乗り換えた先輩とは、スキーはもちろん、夏場はキャンプ等も楽しんだ。会社の仲間と奥志賀林道を抜けて野沢温泉までとか、秦野からヤビツ峠を抜けて宮が瀬湖までとか、林道走行を楽しんでいると、仲間内は三菱やスバルが多い連中であることに気づいた。
このクルマ、エンジンは非力だが軽量な車体や適度な車高と相まって不整地走行のバランスがとても良い。次の世代のレオーネはOHCエンジンとしてデビューしたが、本機はOHV、独特のタペット音がエンジンから響くが、エグゾースト音はうるさくない。車高もそこそこあり、デュアルレンジのLoを選択すると、土手なんかも直角に横断できる。
サスペンションはフロントがストラット。ゼロスクラブ半径+ポジティブキャンバーのジオメトリーにより、ハンドリングが素直なことがウリだった。当時は高級グレードにしかパワステが装着されていなかったので、いかに標準グレードのステアリング操作力を小さく、回頭性をクイックにできるか、工夫したセッティングだったと思う。また、リアサスペンションはトレーリングアーム方式でアームと床の間にコイルスプリング、外輪付近にダンパーを配置、荷室重量に耐えやすい構造のサスで、セダン、クーペ&ハッチバック、ワゴン(バン)、ピックアップトラックと幅広いセッティングに対応できるための選択だったと思う。車検期間の丸々2年間で、およそ4万km走行した。ダートや雪道はコーナー中の挙動を崩す限界速度がアスファルト路面より低いので、かなりハンドリングの練習で鍛えられた。
燃費は、4WD状態でリッターあたり8.5km、2WD:9.0、4WD+高速道路
:11.0km ぐらいだったと記憶している。
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