日暮山~美しくも切ない曲+1
昨シーズンのスキー総括を行ったあと、来る次のシーズンに向けて行き先候補を物色中に見つけました。
上信越道を西へ進み碓井軽井沢ICの先に、群馬と長野の県境、八風山トンネル直前に「日暮山トンネル」があります。近年は八ヶ岳山麓のスキー場びいきなので、往路は必ずといってよいくらい通過しております。(帰路はコストと休憩の関係からR254下道)
ここを走るたびに、ワタシは稲垣潤一(J.I.)氏の曲「日暮山」を思い出します。
作詞は彼のデビュー初期担当の湯川れい子氏で、作曲は当時オフコースメンバーの松尾一彦氏、J.I.氏のデビューシングル「雨のリグレット」B面の曲です。
幼すぎるという理由で許されない恋人同士2人の結末と、その後の姿が美しく、切なく、すこしの可愛さも含んだ優しい調べて描かれています。
この曲が気になっていろいろと調べてみると、どうもワタシの知る日暮山ではない、別の地域の同名の山がモデルだということで、群馬の方は、「にっくらやま」と読むのでした(冒頭のトンネル入り口にもローマ字表記有り)~~ちゃんちゃん。
この曲は、彼のデビューアルバム「246:3AM」にもラスト曲として収録されております。
その、デビューアルバムのタイトル曲、246:3AMも両氏の提供によるもの(2ndシングル)で、若すぎる日の追憶が久しぶりに出会った彼女の姿を見かけて一気に甦る、切ない曲となっています。
このアルバムがヒットした当時、246号沿いの街のアパートに単身で住んでいました。しかも強い西日強いアパート…この曲を流しては個人的に失恋の感傷に浸っていたものです。もっとも曲の舞台は青山通りあたりのオシャレなお店で、県西部で片田舎の246号とは違うとは思いますが。
このデビューアルバムは2枚目の「Shylights」よりも夜のドライブ時における雰囲気がバッチリで、マイカーを入手してからは友人にこのアルバムに+最後に「ドラマティック・レイン」の順でカセットに落としてもらい、繰り返し擦り切れるまで聞いた記憶を思い出します。
p.s.あとASPEC SPECIALも良く聞きました~~。
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