万座スキー場へ日帰りドライビング(後編)
硫黄のにおいが香るスキー場のパーキングを後に、万座有料道にて、来た道同様に鹿沢口方面に向かい、しばしワインディングを楽しむ。
出発前の駐車場にて。走行中に付いた雪が日中溶け、つららになっている。
往路は日陰の雪道もブーストを掛けながら登ってきたが、下りは慎重にパドルシフトのエンブレを使い減速しながら走る。前にも書いたが、パドルがステアリングと一緒に廻ってしまうので、素早い操作は直進時しかできず、使い辛いったらありゃしない。時刻は15時前、標高の高い山道の日陰は融けた路面の水が、そろそろ凍り始める時間なので注意が必要だ。
帰りは大津のランプから左折し、旧国道145号を走る。長野原駅前のロータリーはきれいに整備されていたが、この辺りはダムの影響は受けないのかも。しばらく旧道を、これまた旧吾妻線の跡に平行して走ると、不動大橋の直下で通行止め、左折し上り、バイパスへ出るように促される。ここより先は水没に向けた工事が進められているのだろう。朝来た道に戻り、国道406号との分岐にあるお店で酒まんじゅうを購入。
こっち方面に来ると、四半世紀にも渡りお伺いしているお店だ。女将さんがいつも優しい声で接客してくれる。
そのまま吾妻川を渡り直進。地図では確認していたが機会に恵まれなかった北面ルートで榛名山を目指す。本当は岩櫃山がきれいに撮れそうな高度のロケーションを探したのだが見当たらず、ナビで確認すると道のり的には中之条町経由で渋川市内へとさしてかわらなそうなので選んだ次第←高低差は極端だが、こっちの方が信号や混雑は圧倒的に少ないと思うし…。
Sモードでブースト0.4~0.5を維持しつつ登坂してゆく。除雪もしっかりと行き届いており、高速カーブでの上りは登坂車線もあり快調。ただし、スタッドレスをいたわりつつ(←スキール音なんてもっての外!)、先ほど購入して助手席に置いたまんじゅうの紙袋や、後席を倒して置いてあるスキー板が暴れないようにクライムするのは、某とうふや漫画並にデリケートな操作を要する(笑)。
秋名…じゃなかった、榛名富士と。手前が日陰となり、車が暗くなってしまった。
地図上の時計回りで湖畔を廻ろうと思ったら榛名温泉から先は通行止めだったのでUターンし、半時計方向に回って例のコースを伊香保温泉へ下る。ここも当然日陰は凍り始めていると思うので、速度を殺して下るも、ABSが二度効いてしまった。前車の軽に追いついたので減速、車間を空けてゆっくりと追従する。
伊香保から先は、渋川へ降りずに水沢のうどん屋さん街を抜け、駒寄のスマートETCから帰路についた。
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