西上州~滝と牛と風穴と~ 後編
R254で内山峠に向かうのは、二月のスキーツアー時と逆ルートだ。途中、荒船の風穴を目印に右折して山道を登る。この辺りの林道は四半世紀ぶりで、当時は未舗装だったが、現在はオール舗装だ。現在は主要な分岐には路面に荒船の風穴の矢印がペイントされており、それに従えば迷うことはない。 ゴールの手前に神津牧場があり、牛が放牧されているので、ちょっと寄ってみる。ここの牛乳やそれを原料としたソフトクリームは濃厚でおいしい。いまは道の駅下仁田などにものぼりが立っているので、国道沿いで楽しめると思う。
お土産はベーコンとチーズ。お昼になったので牛スープとフランクで軽く食事する。牛スープは玉葱と生姜を少し加え、あとは塩だけで4日間煮込んだと言う。
薄味の自分にはちょっとしょっぱかったがライスと一緒なら良い加減かな?本格的なバーベキューも楽しめるのだが、天候が気になるので先を急ぐこととする。
牧場から数キロ下ると、駐車場がある。ここから徒歩で下るのだが、急坂の九十九折なので、帰りののぼりが心配だ。途中、ベンチがあるのが良く分る。
やっと入り口に到着。
見学料を支払うと、ガイドの方が案内してくれる。半券は、来る途中にあった資料館に無料で入ることが出来るそうだ(寄るのを忘れたが)。
世界遺産群の他の施設の話や、当時、年1回の孵化を、本施設による卵の保存で3回に増やすことが出来、外貨獲得に多大に貢献したことを丁寧に説明いただいた。
風穴による貯蔵所は第一~第三まで徐々に温度を上げて行き、出荷のタイミングで次の貯蔵所に移すとのこと。
なぜ一年を通し(夏でも)冷風が来るのか?その仕組みも科学的に、かつ分りやすく説明いただいた。 話を聞き、去り際にもう一度風穴を解説する看板を読んだら、こんな技術力のある国民が稼いだ外貨で、この後イヤな時代に突入してゆく姿が垣間見えた。
見学後は心臓破りの坂を上り駐車場に戻る。カミsanは、用意されていた杖を借りて登る←熊除けの鈴がついていた。
来た道を戻り下仁田町に降り、コンビニで休憩したのち、吉井ICより帰路についた。
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