卒業に想う~コネタマ2連チャン(前編)
高校卒業の春に流行ったのが、柏原芳恵チャンの「春なのに」だ。ヒットメーカー中島みゆきさんの作で、後年、ご本人もカバーされていた。まぁオレの場合は残念ながらボタンをせがまれることはなかったのだが…。当時は歳が近かったせいもあって、よしえチャンのような少し年下の後輩にせがまれるような曲想は、とても感傷的になったモノだ。就職してから現在までは、みゆきさんが歌う方が淡々として好きだ。
もう一曲、大学生になってからヒットした斉藤由貴チャンの「卒業」は、下級生たちにボタンをねだられる同級生への今後の気持ちを歌った曲だが、今後の未来考えると、今日の式で涙を流せないと、いじらしく思う心がデビュー曲という由貴チャンの初々しさと相まってさわやかな余韻を残している。
でもやっぱり一番強く印象に残っているのは、大学4年時の夏にプロモートされた森川美穂さんの「教室」だ。オレにはチャン付けは出来ない。理由は、前述の二人はアイドルだが、彼女はその後、優れたシンガーとして成長され、オレ自身もそれを認めているからだ。もどかしさの残るところが初々しかったが、退学をテーマとした歌詞は、ある意味衝撃的だった。どんな理由があるにせよ、最後までやり抜かずに途中で去る行為も、ある意味卒業と言えると思う。
この3曲、ご存じない方は、是非聞き比べて欲しい。
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